血糖値測定器 糖尿病


血糖値測定器を使用することで糖尿病患者が日常の生活の中で血糖値を知ることができます。それを知ることにより、血糖値のコントロールができるようになるだけでなく、何を食べたらどれだけ上がるのかなどを実感することが可能です。そして病院にそのデータを持っていき、改めて対策を立てていくことができます。血糖値測定器を使った測定は保険適用の対象になっており、1か月の中での制限の中で決まっていきます。

 

また保険適用外の部分で購入していくこともできるため、もしかしたら糖尿病なのではないかという人でもこうした測定器を使っていくことも可能です。

 

糖尿病患者が自分自身で血糖値測定器を使っていくメリットはインスリンの投与のタイミングが克明にわかる点です。医療機関で調べる場合にはその時点での状況がわかるだけです。もし定期的に調べていけばどれだけ血糖値が上昇するのか、下降の仕方はどうかなどをリサーチできます。そうすると、より効果的なインスリンの投与のタイミングがわかるようになります。

 

また正常値と比較して、真っ先に改善すべき部分はどこかも判明します。

 

インスリンの注射を何回行うかでも測定のタイミングは変わります。必ず測定すべきタイミングは朝食前ですが、これは1日1回投与をするケースです。2回3回と増えていく場合には食事の前に行うことが求められます。必要に応じて食事の後に行っていくことで血糖値の推移を把握できます。

 

こうしたことをきっかけにどんなことでもメモをとって、糖尿病の改善につなげようとする人が増えます。調べたら記録する、そこに何を食べたか、運動はしたか、ストレスはあったかなどを書いていけばより詳細なデータになり、治療に役立てられます。血糖値測定器は糖尿病患者にとってはなくてはならないものであり、血糖値のコントロールを考える場合でも、測定器の正しい使用方法などを身につけて、正しい数値が出るような努力をしたいところです。

 

血糖値測定器を使うメリット

 

健康器具にはデメリットもありますが、自分にとってメリットがあるかどうか考えることが大切です。

 

血糖値測定器使うとどんなメリットがあるのでしょうか。インスリン治療をしている人は必ず毎日血糖の測定を行うと思いますが、健康な人も自分の体の状態を把握するためにおすすめです。

 

特に糖尿病の治療をしている人は自分で血糖を測定することにより病気の悪化を防げたり、自分なりに食事を改善したり治療を意識して生活することができます。

 

血糖値をコントロールできるようになると治療に必要な薬の量が減ってきて体への負担も少なくなります。糖尿病の治療では希に低血糖状態になることがあります。

 

薬が体に合っていなかったり、血糖値のコントロールが上手くいっていないと低血糖になり意識を失う可能性があります。もし車の運転中だったり、道路を歩いていたり場合によっては生死に関わることもあるため血糖値は常に正常を保ちたいところです。

 

血糖値測定器は血液を採取するために痛い思いや消耗品の費用がかかってしまいますが毎日自分で測るメリットの方が大きいと言えます。血糖値を自己管理することで病気の治療の励みになったり低血糖から自分の身を守ることもできます。

 

 

血糖値の高さに影響する生活習慣

 

前述した通り、酒類にも糖質が含まれるものがありますが、正直なところ、単にそのお酒を飲むこと自体が糖尿病の直接的な原因になることは滅多にないだろうと思います。
ただ、お酒を飲むとなれば、そこに何かしらのつまみを口にすることが殆どではないでしょうか。

 

お酒を口にすることで甘辛い食べ物や菓子類などの口にする量が増えれば、その分糖質の摂取量も増えていきます。
実際、糖尿病治療において糖質制限をするとなれば、お酒も極力控えることが必要になります。

 

お酒を飲むこと=糖尿病になるという訳ではありませんが、いずれにしても飲み過ぎ食べ過ぎが身体に与える影響は大きいということをに頭に置いておくことが大切です。
そもそも甘いモノを食べている認識はないのに血糖値が高いといった方の場合、食べ過ぎ飲み過ぎといった習慣が身体に影響していることが考えられます。

 

血糖値が高いと言われたものの、糖分に対する過剰摂取の認識がない!ということであれば、一度自分自身の食生活を振り返ってみると、思い当たる点が出てくるのではないでしょうか。

 

例えば、毎食お腹いっぱい食べないと気が済まない、食後もダラダラと何かを口にしてしまう、お酒の量が過ぎる...など、血糖値に影響していると考えられる悪習慣がついてしまってはいませんか?

 

そもそもメタボリックシンドロームの心配がある方の場合、糖尿病になる危険性は高まるものです。

 

肥満体で運動をしないといった方の場合、摂った糖分がたとえ極僅かなものであっても、使用するエネルギーが極端に少ない状態にあれば、血糖値の高さに影響が出ます。

 

糖質以外のものでもカロリー摂り過ぎている場合、内臓脂肪の貯蓄が臓器に負担を与え、インスリンの感受性を落とす原因へと繋がりますので、結果的に血糖値は高くなってしまうのです。

 

そもそも血糖値の高さは、インスリンの働きが弱まっている指標のようなものですので、糖質の摂り過ぎ以外でもその影響が出ることは十分にあります。
また当然ではありますが、肥満体でなくとも食生活と運動不足により、血糖値が高くなることはあります。

 

ご承知の通り、糖尿病患者となっている全ての方が肥満体という訳ではなく、たとえ痩せた体型であっても、血糖値の高さには注意が必要です。
糖尿病は生活習慣病の一種ですので、体型問わず、どんな方でも発病する危険性があるということも頭に置いておきましょう。

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